-女友達-
バトルマガジン2002年月号より





  
 この業界は、当然のことながらほとんど女の人がいない。クルマ業界の大多数は男の人が占めるわけで、私の携帯電話の着信履歴もいつもレース関係者でいっぱいになっちゃうのだ。で、最近プライベートで一番楽しいことは、“女の人と話す”事。だってさふと気づいたら、そういえば最近女の人としゃべっていない!?って事がしょっちゅうで、“まずいわ!このままだと男になっちゃう!”ということで、あせって女友達に電話してみるのだ。(一応女である自分を再確認したくなったりする(笑))


 一番仲いいのは、昔うちのチームでレースクィーンをやってもらっていた“香織”彼女とはメチャクチャ気が合う。7年ぐらい付き合いがあるんだけど、電話で話しだすと、一時間ぐらい終わらない。違う業界だから利害関係のない分、ぶっちゃけトークがどんどん弾んでいく。(詳しい内容はここではチョット話せないわ(笑)たぶん、レースクィーンのお姉さんが普段どんなことを考えてるかみんな知ったらショックを受けて夢を壊してしまいそうだから(笑))

 私はドライバーの前に、ごく普通の24歳の一応年頃の女の子。普通に人を好きになるし、好きな人に思いが届かなくって悩んだりもする。普段あんなすごいスピードでサーキットを走っているけど、好きな人に電話する時はいつも緊張したりするのだ。たださ、ただね周りに男の人しかいないと、時々自分が女だって事忘れちゃう時があるわけ。自分の中の感覚が男にならないように、気をつけているのだ。女に生まれたからには、女も磨きたいじゃない?



 

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