-ドリフト-
バトルマガジン2002年12月号より






10月に私が所属しているドリフトチーム「ぺろたん」主催の走行会があって、審査員をしてまいりました。今までドライビングスクールのインストラクターしか経験がなかったので、最初は私にできるかな?ってかなり不安に思いつつ、会場に向かいました。
 


場所は宮城県にあるサザンサーキットでミニコース。最近はレース活動が忙しくって仲間と全然会えなかったし、ドリフトから離れていた時期もあったので「みんな覚えてくれていなかったらどうしよう?」とか余計な心配していたんだけど、メンバーの変わらぬ笑顔を見た瞬間思わず「ホッ」っとしてしまった。再開にトークが弾んで本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。午前中はフリー走行だったので私も少しだけ走行。その後はぺろたんリーダー長沢さんの助手席に乗せてもらって「キャーキャー」言って騒いでいました。
 


ドリフトチームぺろたんに入ったきっかけは本当にひょんな事で、1997年にエビスサーキットで開催された春祭りに、時たま横のピットにいたのがペろたんのメンバーで、工具を借りたときに意気投合してしまった。その後一緒に走ることになったんだけど、これって今思い返すとすごく運命的な出来事だよね。はじめて行ったエビスサーキットに祭り、横のピットこれを運命といわずなんと言おう。このメンバーと出会っていなかったら、今ごろ何やっていたのかな?ぺろたんと出会えたことには心から感謝しているんだ。
 


午後になりドリコンのスタート。審査員席からはコース全体が見渡せる。今回の審査員は5名で私以外の人は何度も審査員をやっているそうでお手の物という感じ。私だけが今回審査員を務めるのが初めてなので、結構緊張してドキドキ。そして、ドリコンが始まった。
 
一瞬、5年前にフラッシュバックしたような衝撃が走った。私もこの中にいたんだ・・・って。かれこれ思い返せば5年も経っちゃうんだけど、当時の私にとってドリフトは全てだったし、ドリフトをしていたから今の私があるのであって、ドリフトがなければ今の私は存在していなかったからな。
 
みんなのドリフトへの情熱や思い、走ることで誰かに自分を伝えたい評価されたい、その純粋な思いが痛いほど伝わってきた。一度に10台くらい一緒に走るので、みんなの走りを一度に審査するということが結構大変だったけど、10台いても「光る走り」をする人ってオーラが出ているんだよね。
 


そんなこんなで、3時間ほどでドリコンは終了した。すごく集中してみんなの走りを見ていたので、疲れがどっと出てしまったけど、さわやかで爽快な気持ちになった。みんなの思いをしっかり受け取ることが出来た達成感でいっぱいだった。また機会があれば審査員もじゃんじゃんやっていきたいと思っているのでこれを読んでいる関係者の皆さん、ぜひお仕事くださいね(ちょっと営業モード)
 
その後は再びペろたんのメンバーとずっと世間話に花を咲かせていました。いつもピリピリしているレースの世界とは違って、気の合う仲間とただただ、とりとめのない話をするっていうのもドリフトの世界ならではなんだよね。楽しい時間はあっという間にすぎていってしまったけど・・・。



 
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