レース名:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2006第4戦
開催日:8月5〜6日
コース:富士スピードウェイ
コンディション:予選 晴れ/ドライ
        決勝 晴れ/ドライ
車両名:T&K2カルラGT3レーシング
参戦チーム:カルラレーシング
レース結果:予選12位
        決勝8位 シリーズランキング4位
参戦車両数:22台(うちBクラス1台)


06年シーズンも後半戦となるポルシェカレラカップ第4戦「モービル1チャレンジ」が8月5〜6日、静岡県の富士スピードウェイで開催された。
参戦台数が非常に多い今シーズンのカレラカップだが、今回のレースも大量20台がエントリー。真夏の太陽が照りつけ、気温も優に30度を超えるというドライバー/マシンにとって非常に過酷な状況下で大激戦が繰り広げられたが、そんな中、三上和美は予選12位と大きく出遅れてしまったものの、決勝ではポジションを4つ上げる力走を披露して、8位で完走した。
なお今回の結果により、三上和美はシリーズチャンピオン争いで、順位をひとつ上げることに成功。シリーズ・ベストスリーが十分射程圏内となる4位に食い込んでいる。


●公式予選 1'49.926
快晴の夏空の下での開催となった公式予選は、5日11時25分から20分間に渡り争われた。
気温が非常に高く、ロングランを行ってもタイムアップは望めないという厳しいコンディション。この状況を受け、チームでは「予選を2つに分け、それぞれ3周・2周の計測を行う」という作戦で予選に臨んだ。
三上和美は、参加20台中2番目にコースイン。計測2周目に5位に入る自己ベストをマークして、予定通りクーリングのためピットへ戻ったが、しかしその後、同様の作戦をとったライバル達が次々とタイムを伸ばすことに成功したため、順位はたちまち11位へと大きく後退してしまった。
三上和美はラスト5分程となったところで再びコースインをして、2回目のアタックを実施。だが予定の2周計測でタイムを更新することができずチェッカーとなり、12位で予選を通過した。
 
三上和美のコメント
事前練習のときから、上手くリズムに乗って走行することが出来なかった。
一番タイヤがグリップしたのはやはり1周目。しかしニュータイヤのグリップレベルがわからず、1周目はニュータイヤの感触を掴んで終了。2周目は、タイヤのグリップを引き出すように丁寧な落ち着いた走行を心掛けたが、ダンロップコーナーで減速しきれなかった。3周目は、やはりリズムに乗って走行することが出来ずに終了。一度のピットイン後の再アタックでは自分自身焦りもあり、小さなケアレスミスをしてしまい、タイムを伸ばすことが出来なかった。
決勝では、一つでも順位を上げられるように全力で走行する。


●決勝

灼熱の太陽が照り付ける6日11時55分、1周約4.6kmのコースを15周で争う決勝レースの戦いの火蓋が切って落とされた。
三上和美は得意のスタートダッシュを今回も決め、第一コーナーまでに2台をパスすることに成功したが、直後のコカコーラコーナーで抜き返されてしまい、予選順位どおりの12位でオープニングラップを終えた。
しかしここから、シリーズチャンピオンシップで上位を争うドライバーの本領を発揮。順位を2周目には11位へ、5周目には10位へ、6周目には9位へ、7周目には8位へと立て続けに上げ、ついに9周目には、入賞まであと一歩となる7位にまで食い込む「5台抜き」パフォーマンスを披露した。
コース上では21台のポルシェ(うち1台は、ゲストドライバーのため賞典外)が、コース上のいたる所で白熱したバトルを展開。コースに詰め掛けた約2万人の観衆を魅了したが、そんな一瞬たりとも気が抜けない状況の中で、三上和美は5周に渡り前を行く6位・秋定選手に追いすがったが、13周目のダンロップコーンアーでイエローフラッグが出され前後の間隔が詰まった瞬間、1台にパスされてしまい8位となり、そのままチェッカーを受けた。
  


三上和美のコメント
 
決勝日は予選日ほどではなかったが、それでも何もしていなくても大汗が噴出してくるような、うだるような暑さだった。ピットの外気温度計は連日38度を超えており、ドライバーにとってもマシンにとっても、非常につらいレースが繰り広げられることが予想された。
しかし今回のレースのために、事前トレーニングでは厚着をしてジョギングをしたり、とにかく暑さ対策をメインに行ったことだし、チームがクールスーツを用意してくれたので、決勝レースは最後まで体力と集中力を切らさないことを心に言い聞かせ、スターティンググリッドについた。
スタートはいつものように決まって1コーナーまでに2台を抜いたが、コカコーラコーナーで欲を出し、更に2台抜こうとして突っ込みすぎてしまって若干ロックしてしまい、アウト側から一度抜き去った55号車に抜き返されてしまった。それ以降は4位〜8位が団子になって走行する激しいバトルが続き、ワンミスをしてしまったら順位が激しく入れ替わりため、非常に長い15周に感じた。

今年のポルシェカレラカップはエントリー台数が非常に多く、毎戦必ず誰かと終始激しいバトルをしている。改造範囲も少ないワンメイク車両なので、腕だけが勝負になってくるおかげで1レースごとに色々なことを学び、収穫することができる。今回も常に2〜4台の車両とバトルすることが出来て、貴重な体験となった。今までのレース人生の中でも、とりわけポルシェカップからは大きなものを学んでいるような気がする。
今回のレースで、シリーズランキングは4位に上昇。9月2〜3日の第5,6戦に参戦することが出来たら、シリーズ3位にポイントを上昇させることが出来るよう、全力でがんばりたい。
これからも何卒よろしくお願いします。
 

KARURAレーシングの皆さんには心から感謝しております。いつも本当にありがとうございます。遠くからいつも応援に来てくださっている皆さんにも心から感謝しています。
次回のレースは8月15日十勝SUN耐、8月26〜27日セパン12時間耐久です。


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