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執筆者の写真Kazumi

【My Story.7】心が満たされることを探す

命がけの職業を得て感じること

フランス語学校の仕事をやってみて思ったのは、「やはりレースでの活動の方が、何倍もきつかった」ということ。


そりゃ、レースは一歩間違えれば死にますからね(笑) 生きるか死ぬかの世界と比べれば、いまの仕事をしていて死んだり怪我をする心配はないので、そういった意味では良かったですが……そのせいもあるのでしょうか?


語学学校の運営というものに関してはもちろん全力で日々取り組んでいますが、 「本当に自分の人生や命をの全てをかけるレベルで、真剣にぶつかっていると断言できるか?」 と問われると、完全に「はい」とは言えない部分があるのも事実です。

毎日世界で一番良いサービスは何かを追求している。でも、何か闇の中をさまよい続けている気持ちが無くならないのはなぜだろうか。



喜びはある。感動もある。やり甲斐だって、もちろんある

しかしどういう訳か、レーサーとして戦っていたあの頃と比べると、「心の満たされるレベル」が若干とはいえ、及んでいなかったのは事実です。


原因を知るため、自己分析や心理学を学び、コーチング、経営等々、使えそうな分野のノウハウを客観的に幅広く学びました。読んだ本の数は、年間200冊以上は行くでしょうか?


これは現在も継続しているため、累計ではかれこれ2000冊以上読破していると思います。(今も何か自分の今後の生き方が見えるヒントになればと思い、今日もページを捲っています)その頃フランスを飛び出し色々な国を旅したのも、どこか満たされない心の隙間を埋めるためだったのかも知れません。



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